キクちゃんは、お花の先生。

3年前、伯父たちやセイちゃんの看病で

お花の教室をやめていたキクちゃん。

看病していたみんなが亡くなってしまい

キクちゃんの心には大きな穴だけが残ってしまった。

そんなキクちゃんをみていて

私たちは”キクちゃん自身の楽しみなこと”は

キクちゃん自身の心が動くまで敢えて言及しなかった。

いや・・・。

本当はキクちゃんの心の奥深くまで触れることが

恐くてできなかったのかもしれない・・・

そんななか、

背中を押してくれた友達たちと一緒に

”キクちゃん自身の楽しみ”が再開して、

以前のようにイキイキしはじめた。

もし、背中を押してくれる友達たちがいなかったら・・・

キクちゃんは

広い庭で、家の中で、

「ポツン」と、ひとりでいることに。

そんな姿は切なくなるし、キクちゃん自身がどんどん老いる。

親友のリョウちゃんやセイちゃんの同級生夫婦、

ご近所のおじちゃん、おばちゃん。

家族とは違う

同じ生活環境の視点・距離感を持つ友達たちに

本当に感謝している。

セイちゃんが言っていた

「親友を大切にすること」「人とのつながり」「支え合う」というのは

こういうことなんだぁ・・・と。

日々、実感。

 

第17話につづく